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6/1オーストリアよりナチュラルジュース新着入荷
6/2 フランスよりドメーヌガングランジェ、ボエム新着入荷
6/8 フランスよりマス・クトゥル(ラングドック)入荷
6/10 フランスよりフィリップ ジャンボン セレクション ユンヌ トランシュ入荷
6/15フランスよりピエール・ギヨン・ピアーズ(ラングドック)日本初入荷
6/18フランスよりラ・クーレ・ダンブロジア新着入荷しました
おすすめワイン
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マルセル・ラピエール VdF レザン ゴーロワ 2022【赤】5L
¥15,070
SOLD OUT
● VdF Raisins Gaulois 2022 / VdF レザン ゴーロワ 2022 産地:フランス ボジョレー地方 品種:ガメイ 100% キュヴェ名の由来は「ゴーロワ人 (ガリア人) のブドウ」。主にモルゴンの区画のガメイを用いて造られるこのワインは、いわば「プチ モルゴン」とも言うべきキュヴェです。 印象的なラベルのデザインは、ブラックユーモア溢れるイラストで有名なモーリス シネ氏。シネ氏のイラストのとおり、ブドウそのもののをギュッと絞った様なフレッシュな風味のワインです。 花崗岩土壌に植えられた平均樹齢20年のガメイから造られ、化学肥料、除草剤は全く使用せず栽培され、亜硫酸や培養酵母は使用せずセミ マセラシオン カルボニックで醸造。約2か月間タンクで熟成させた後、ノンフィルターで瓶詰。 ラピエールの入門編として最適なこのキュヴェは、頭を悩ませて味わうのではなく、陽気に気楽に飲むことを目的として造られました。 このワインは、モルゴンのクリュ内で栽培されたガメイを使用していますが、若樹のため収量が多く、その結果ジューシーで鮮やか、遊び心のある果実味が特徴で、アルコール度数は低いです。(12.5%) 極度の不作で生産の無かった2021vt以来、2年振りのリリース。 透明感のあるエッジが紫掛かったルビー色。 収穫したてのイチゴの様な濃厚でフレッシュな香りが爆発的で、正にラピエールの本来のスタイルとも言える由緒正しいボジョレー。 2020vtは締りのある強固なスタイルでしたが、2022vtは果実の凝縮と軽やかなチャーミングさを兼ね備えた如何にもボジョレーと言った味わい。 フレッシュな果実と心地よい酸を感じるスタイルは、口に含んだ瞬間、瑞々しいフルーツや口の中で赤い果実をクラッシュしたようなフレッシュでジューシーな果実味が口内で溢れます。 果実味も甘ったるいダレた味わいではなく、丸く優しい包み込む様な果実味で、余韻も長く、口の中で果実がどんどん膨らんでいくスタイル。 透明感が有る果実味で、全く引っ掛かりの無いその喉ごしは、少し冷やし目で気軽に飲むのに最適なワインです。 品種:ガメイ
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マルセル・ラピエール ル ボジョレー 2022【赤】750ml
¥5,280
SOLD OUT
ランシエ (モルゴン村の隣に位置するコミューン) にあるラピエール家の所有する、花崗岩を主体とする3つの区画から造られています。 トータルで2.5Ha、平均樹齢は70年で、SO2を使用せず、10~21日間のセミマセラシオン カルボニック。約6ヶ月間タンクで熟成させてから瓶詰め。 通常この区画はレザン ゴーロワの為に使用されていますが、瓶詰されなかった2021年レザン ゴーロワの代わりとしてリリースされましたが、マチュー、カミーユ兄妹が想像以上の出来に納得し、今年もリリースされることになりました。 なお、レザンゴーロワと違い、春に瓶詰めされました。 鮮やかで濃いガーネット色の外観。花壇にいるような花のフローラルな香り。徐々に野生のラズベリー、ブルーベリー、ダークチェリー等の小粒な果実の香りが膨らみます。 非常に膨らみのあるテクスチュアが感じられる香りで、時間と共にどんどん様々な香りが溢れます。 味わいは果実の凝縮感が感じられながらもエレガントな仕上がりで、暑い年に感じられるジャムの様なニュアンスは感じられません。 程よい果実の膨らみとちょっとしたスパイスやマッシュルームの様なキノコのニュアンスも感じられます。 柔らかくジューシーな仕上がりで、肉付きのある酒質ながら滑らかでスルスルと喉を通るしなやかさを感じられます。 豊かな果実味と程よい酸とミネラルの見事なバランスが素晴らしく、ラピエール家の底力を感じられる1本です。 品種:ガメイ 【生産者説明】 フランス自然派ワインの父、マルセル ラピエール。 彼は、「自然派」と呼ばれるワインの礎を築いた人物であり、ボジョレーをはじめフランス各地で、彼の影響を受けた自然派ワイン生産者が活躍しています。 その偉大なる父の後を継ぎ、モルゴンの地、ひいてはボジョレーの地に深く根ざしたラピエール家のワイン造りを一手に担うようになったのは、マルセルの長男マチュー ラピエール。 2005年からドメーヌで栽培・醸造を担い、マルセルとともに偉大なヴィンテージも最悪なヴィンテージも経験したマチューは、周囲の心配をよそにラピエール家のワインを大幅に進化させました。 そのスタイルは「自然派ワインの原点」と呼ぶにふさわしい純粋で緻密な味わいで、古くからラピエールのワインを知る人曰く、1990年代初期のマルセル ラピエールのワインのようだとか。 栽培においては、その土地の個性を十分に活かす為に、化学肥料や除草剤、殺虫剤などを用いず、健全で質の高いブドウを得る為に1981年からビオロジックによる栽培を行っており、収穫においては完全な手作業を実践しています。 この事は、安価で大量生産型のワインが当たり前となってしまったボジョレーにおいては、割の合わない手間のかかる作業と言えますが、ドメーヌの哲学、想いを表現するためには無くてはならない重要なプロセスです。 収穫されたブドウは、印象的な天井画が描かれた醸造所に運ばれ、果皮などに付着する自然酵母の働きによって発酵させます。 セミ マセラシオンカルボニックを採用し、じっくりと時間をかけて果汁がワインとなっていくのを見守ります。 瓶詰めは原則ノンフィルタで行われ、顧客の要望に合わせて亜硫酸の添加したり、しなかったりします。
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マルセル・ラピエール ボジョレ モルゴン 2020【赤】750ml
¥6,050
SOLD OUT
ラピエール家の原点ともいえるクリュ。 敷地面積15haの花崗岩土壌に植えられた平均樹齢70年のガメイから造られ、亜硫酸を添加せず、セミ マセラシオン カルボニック法で10〜21日間発酵。その後216Lの樽で約9ヵ月間熟成。 クリアで淡いルビー色の外観。ラズベリー、レッドチェリー、プラム、ザクロと言った赤系の果実が支配的。徐々にスミレの様なフローラルさやカシス等の濃い果実や甘草、なめし革、白胡椒、イーストっぽい香りも膨らみます。 味わいは、軽やかなボディでありながら、低いタンニンと丸く柔らかい酸、塩味のあるミネラル、ほど良い果実感と素晴らしいバランスが表現されており、見た目とは違った驚くほどの凝縮感が詰まっています。ここ数年の暑いヴィンテージとは違い、本来のエレガントなボジョレーワインに戻った様な味わいで、ほんのりとした土っぽさと赤系果実が良質なピノノワールを連想させます。 難しい年にも関わらず、素晴らしいクオリティのワインを造り出したマチュー、カミーユ兄妹の手腕に脱帽です。 フランス自然派ワインの父、マルセル ラピエール。 彼は、「自然派」と呼ばれるワインの礎を築いた人物であり、ボジョレーをはじめフランス各地で、彼の影響を受けた自然派ワイン生産者が活躍しています。その偉大なる父は2010年の秋に突然この世を去りました。彼の早すぎる死を惜しむ声は、フランス国内にとどまらず世界中に広がり、彼を慕う多くの人々が葬儀に参列したと言います。 ヌーヴォーに代表される庶民的ワインの代表でもあるボジョレーは、早飲みでフレッシュさが特徴とされ、一般的に品質を語る物ではありませんでした。しかしラピエールのボジョレーは、そのピュアな味わいと、繊細かつ濃密で、しかも熟成する事でより一層の魅力を増す、常識を遥かに越えるものであり、新しいボジョレーの世界を切り開きました。名実ともにボジョレーのワインを代表し、自然派ワインをも代表するマルセル ラピエールのワイン。彼のワインを飲んで、真に美味しいボジョレーの存在を知り、自然派ワインの意義と、本当の素晴らしさを初めて感じたという人が日本にも多くいるというのも頷けます。それだけの魅力と実力を持った生産者であった事は、言うまでもありません。 その偉大なる父の後を継ぎ、モルゴンの地、ひいてはボジョレーの地に深く根ざしたラピエール家のワイン造りを一手に担うようになったのは、マルセルの長男マチュー ラピエールです。2005年からドメーヌで栽培・醸造を担い、マルセルとともに偉大なヴィンテージも最悪なヴィンテージも経験したマチューは、周囲の心配をよそにラピエールのワインを大幅に進化させました。そのスタイルは「自然派ワインの原点」と呼ぶにふさわしい純粋で緻密な味わいで、古くからラピエールのワインを知る人曰く、1990年代初期のマルセル ラピエールのワインのようだとか。 このマルセルからマチュー、マルセルの甥のフィリップ パカレなどに連なる自然派ワイン生産者の系譜を辿ると、ラピエールやパカレの師匠には、故ジュール ショヴェという学者がいます。ショヴェ氏が造っていたボジョレーは、彼らにとっても記憶に残る最上のワインであったそうです。しかしその味をただ真似るのではなく、彼ら自身の哲学によって最高のボジョレー、すなわちその土地の個性を表現する素晴らしい味わいに仕上がった時、かつてのショヴェ氏のボジョレーをふと思い起こさせる事があると言います。これが恐らく、彼らにとっての原点となる、本物のボジョレーなのかも知れません。ラピエールは、その村や畑ごとの酵母にこだわります。ワインに本当の個性やテロワールを映し出すには、とても大事なものだからです。その為に畑では出来る限り自然な農業を行い、自然環境やその中にいる微生物を大事にしています。その自然酵母によって健全なブドウを発酵させる事で、人々の心を動かすほどの素晴らしいワインが生まれるのです。
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フィリップシャンボン セレクション ユンヌ トランシュ ダムール 2020【赤】 750ml
¥3,080
葡萄は2020年から Une Tranche のグループに加わった Arthur Lotroux(アーサー ロトルー)から。VdFではなく、AOCを取得しています。 初めてUne Trancheを造ったと言う事で、アーサー自身に不安があった為、極少量亜硫酸を添加しています。この点をフィリップに聞いた所「初めてという事でリスク回避で亜硫酸添加を行った。アーサーは素晴らしいヴィニュロンなので、全く心配していない」 とコメントしていました。(添加量:So2 Total 22mg/L) クリアなルビー色の外観。ダークチェリーやブルーベリーと言ったフレッシュな小粒の黒系果実の香りで、徐々にバラの様なフローラルな香りも膨らみます。 味わいは非常にチャーミングでピュアな味わいで、スルスルと喉を通るテクスチュアが心地良いワインに仕上がっています。軽やかで、繊細、デリケートなワインで、その可愛らしい味わいはガメイの表現力の豊かさを感じさせます。 アルコール度数は13%あり、長い余韻と飲みごたえも感じられる素晴らしいワインです。
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ドメーヌ ジョベール ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー ル・ポン・デュ・ディアーブル ヴィニフィエ パー ジュンコ 2022【赤】750ml
¥2,860
SOLD OUT
新井順子が収穫から醸造まで携わった2022年のボージョレ・ヴィラージュヌーヴォーを船便で取り寄せました。特別区画ル ポン デュディアーブルのガメイをマセラシオンカルボニック後デキュヴェしプレス、タンクで発酵・熟成しSO2無添加で瓶詰めしました。淡い紫ガーネット色、ブルーベリーやカシス、木材の香り、柔らかいアタックに、まろやかなタンニン、渋味と酸味のバランスよく軽快な味わいです。 ル・ポン・デュ・ディアーブルは樹齢60年の単一畑のボージョレ・ヴィラージュです。所有者は‘ジョヴェール家’ボージョレのCruでは南に位置するBrouillyに位置し、父マルセルから引き継いだ今の当主カリーヌは5代目。SO2もほとんど使わず、無農薬栽培で自然な味わいに拘り続けている造り主です。 ル・ポン・デュ・ディアーブルはきつい斜面の畑で、土壌がかなりの砂利でスキーのようにつるつる滑っての収穫です。ですから体力がいつもの収穫の2倍必要になります。足で踏ん張って滑らないようにブドウを切ります。踏ん張りどころが悪いと人間が落ちていきます。ブドウを切った後、バケツに入れますが、ブドウがバケツに入れられなかったら大変。コロコ ロ下まで転がって行きます。ドイツでないけど命綱が必要です(笑)。 毎年作っている赤のヌーヴォー、Le Pont du Diable(ル・ポン・デュ・ディアーブル)に関しては、もう何も打ち合わせをする事はありません。2009年から収穫・醸造をしている畑なので、年々樹齢が高くなる分、仕込みも安定します。
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ドメーヌジョベール シャルリー シャルドネ ペティアン 2021【白泡】750ml
¥3,080
SOLD OUT
【よく冷やして開栓してください】 2021年は春の遅霜と夏の多雨により収量が限られた困難な年でした。シャルドネをグラスファイバータンクとフードルで発酵後、糖が残った状態で瓶詰めしたメトードアンセストラルです。泡立ち細かくクリアなグリーンイエロー色、グレープフルーツやライラック、ヨーグルトの香り、心地よい泡立ちにキリっとした瀬戸内レモンの酸味が溶け込んだレモネードのような味わいも感じられます。 品種:シャルドネ Domaine Joubert(ドメーヌ・ジョベール)の名前を知らない人はボージョレではいない程、現地フランスでは有名です。それは第4代目の当主Marcel Joubert(マルセル・ジョベール)さんがボージョレのワイン協会の会長であったと共に、1980年代にあのMarcel Lapirre(マルセル・ラピエール)氏と共にボージョレの地で無農薬を実践したパイオニアであるからです。お父様Marcel氏は高校を卒業後、1972年に畑を引き継ぎ、農業大学にはいかないで実践で農業を学びました。最初はカーブコペラティフの推奨する農法で行っておりましたが、何かが違うと思い、まだ誰も行わなかった無農薬農法に切り替えました。このDomaineは全部で10ha、Brouillyに位置しておりますので、このAOCは勿論、その他Beaujolais、Beaujolais Village、Fleurie、Chiroubles、Morgonの畑を所有しており全て無農薬で栽培しております。お父様の時代まではGamay100%でした。 Marcelは2人のお嬢さんがおりますが、息子さんがおりませんでした。娘2人共、彼のワイナリーを継ぐ事には全く興味がなくて、ロワールで実際ワイン造りをしている私に何度もDomaine Joubertをやらないか?やらないか?と話がありました。畑は完璧なので、とても素敵なお申し出でしたが、ロワールの畑で精一杯の私には不可能な事。長女のCarine(カリーヌ)さんの子供も2人共お嬢さんなので、Marcel氏は冗談でなく、ちゃんと無農薬を続ける誰かにDomaineを渡すつもりでした。そんな中、ベルギーに住んでいる次女が結婚して長男が誕生。その時のMarcelの大喜びったら今も忘れません。「70歳までは何とか頑張らないとなぁ~」嬉しそうに語っていたMarcelの笑顔が忘れられません。そんな中、長女Carine(カリーヌ)が離婚しました。彼女は地元の高校を出て、職場で知り合った男性と結婚。直ぐに家庭に入りました。典型的なボージョレの田舎の女性の生き方、2人の子供の為、ご主人の為にしっかりと家庭を守ってきた女性です。離婚後、彼女は決心します。“子供達の為にも、お父さんの為にも、ワイン造りを始めよう! Domaine Joubertを継ごう!”と。しかし農業は未経験、小さい頃からブドウ栽培やワイン造りを見てきたけれど、実際行った事はありません。そこでMarcelから徹底して学ぶ事にしました。それが2015年、ですから2015年はMarcelにワイン造りを学びながら、彼女が最初に造った初ヴィンテージでもあります。2015 年、2016年と2年間しっかりと学び、2017年にMarcelはCarineが大丈夫と判断し、リタイヤの決断をしました。正式に5代目としてCarineを認め、法的にも会社の在り方も全てCarineがTopとなりました。「僕はただのお手伝い、これからはオーナーはカリーヌだよ」と冗談で言っていましたが、その姿は安堵と共に少し寂しそうでした。 時間は2015年に戻ります。2015年からCarineが会社に入り、最初に行った改革は、赤ワインだけのワイナリーを卒業して白ワインの醸造も始めた事!そしてボージュに一番近い坂の急な畑と、新しく買ったブルイィの一番標高の高い畑の2 ヶ所にシャルドネを植えました。ボージョレでは誰もシャルドネを植樹しません。カリーヌは女性の身でシャルドネを植えたので、直ぐにプレスから取材が殺到しました。「私がどうしてシャルドネを植えたの?」と聞いたら「順子が頼んだじゃない。貴方のボージョレヌーヴォ白を自社畑で作りたいって言ったでしょう!?」本当に嬉しくなりました。随分前の話をCarineは覚えていてくれました。それは彼女がワイナリーのお手伝いをするかなり前の2011年の時、その頃Jean-Louis(ジャン・ルイ)の無農薬のシャルドネで私のヌーヴォを作っておりましたが、それだけではブドウが足りず、Marcelに聞いたけど、彼は基本的に白の醸造は興味がなかったのです。 だから言った本人の私すらも忘れていたのです。 その夢をCarineが叶えてくれました。彼女は1974年10月19日生まれ、ワイナリーの実家で生まれたけれど、ワインを実際に作り始めたのは彼女が40歳の時。丁度私がロワールで右も左も解らないでワインを作り始めたのと同じ年です。だから何故だか似たような境遇のCarineとは話が合うのです。そして彼女もお父様からと、醸造家として先輩の私からと醸造を勉強する姿勢で接してくれます。その彼女の好奇心と私の希望が叶って、白とロゼのヌーヴォのペティアンが誕生したのが数年前。白のヌーヴォを作るのすらも、その当時のMarcselはあまり乗り気ではなかったけれど、そのスティルワインのスタイルを変えようと提案した時に、Carineはやる気満々でした。新しい感覚なので新しいスタイルがとても気になるのでしょう。モチベーションも醸造量もお父様の時代とは圧倒的に違うのです。 2015年に植樹したシャルドネで2017年、たった1樽だけ白をCarineが作りました。彼女は私のTouraine Sauvignon Blancが大好きで、プレス後、迷わず直ぐに樽で熟成しました。それが本当に美味しかったのです。しかし販売量にはほど遠かったのです。そして2018年、2樽になったので、やっと一部のお客様に販売出来ました。それは勿論、日本とフランスの一部のお客様しか知らない幻のシャルドネです。シンプル・イズ・ベスト、ブドウの品の良さがそのまま伝わってくる素直でパワーのある味わいです。もう彼女は私から学ぶ事はありません。醸造家として、今年で6年目になるので、Marcelも安心して彼のMY畑で無農薬の野菜造りに専念できます。勿論、実際は畑のお手伝いはやっておりますが、それは娘だからまだまだ心配なのでしょう。 彼女はどんどん新しい事を取り入れます。アンフォラを2018年から取り入れたり、2019年には新型のプレス機を購入したり。赤ワインだけの時は前のプレス機でも問題はありませんでしたが、白・ロゼはプレス機の良しあしが味わいに影響します。そして2019年から農法も変えました。無農薬の雑草取りを機械と手で切って行っておりましたが、まだ雑草が生える前の春に牧草を撒き、雑草の成長を抑える農法に変えたのです。合理的な農法なのですが、技術的・タイミング的に判断が難しい事、金銭的にも多額の費用がかかる事、また仕事量も膨大な事。実際にはとても大変な農法です。でも写真の通りトラック一杯の牧草を畑にまき、2019年成功したので2020年は撒く箇所を増やしました。私のヌーヴォを作るPont du Diable(ポン・デュ・ディアーブル)の 畑も対象です。春・秋と羊で草を食べ雑草を取り、その他この牧草を撒いて、畑を大切に大切に守ってくれます。醸造方法もCarineになってから、よりカルボニックの期間を長くして、ピュアーな味わいになってきました。お父様から引き継いだ、素晴らしい畑を、女性らしい感覚で守り引き継いでおります。ワインの味わいは年々向上しております。 Carineの代で私はそろそろラベルを変えた方が良いのかも!って、提案していますが、まだ彼女は決心がつかないようです。お父様からの時代のお客様が沢山いるので、簡単に変える事は出来ません。でも彼女の代で新しいお客様も増えてきました。きっとその割合がもっともっと増えたら新しくなるかもしれませんね。勿論、その頃はCarine節がしっかりとワインの味わいに反映している事と思います。
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カリーム・ヴィオネ シェナ2019 【赤】750ml
¥4,235
SOLD OUT
2019 年は、歴史的な猛暑と日照りに見舞われた年。他の区画は 8 月に雨が降り日照りを回避することができたが、シエナだけ雨が降らず最後まで水不足に苦しめられた。果汁も少なく、収穫したブドウの大きさはいつもの半分以下でタンニンを多く含んでいた。醸造面は、ブドウの梗の割合が相対的に高かったので、マセラシオンはピジャージュもルモンタージュも一切行わず、作業は果房をジュースで濡らす程度で極力梗から来るタンニンの抽出を抑えた。今回はタンニンをまろやかにするために古樽を使って 13 ヶ月熟成。カリーム曰く、樽熟後すぐに瓶詰めする予定だったが、タンニンの収斂味が気になる娘のノエミの意見を取り入れ、さらにファイバータンクで 7 ヶ月熟成させた。出来上がったワインは静謐かつ果実味がとてもジューシー!彼らの懸念だったタンニンも果実味にきれいに溶け込んでいて、酒質は超艶やか!樽のニュアンスもあるからか、ワインに上品な落ち着きがあり、ブラインドだとガメイよりもブルゴーニュのピノノワールを想像させる!
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ジャン・フォワヤール ボジョレ アリザリーヌ 2021【赤】750ml
¥3,575
SOLD OUT
2021 年は、ブドウが晩熟の年で収量も少なくミレジム的には厳しかった。だが品質的には、ここ近年続いたボリューム豊かなワインと違い、久々にボジョレーらしい、まさにジャンの好みである果実味がフレッシュでチャーミングなワインに仕上がっている。この年は春の遅霜の影響により収穫したブドウの完熟度合いがまちまちで、一部梗が熟しきれなかったブドウの房も混ざっていたため、梗の青さが味わいに出ないようにマセラシオンの期間を 1 週間と短めに切り上げた。出来上がったワインは、フランボワーズやフレッシュなイチゴの香りが華やか!アルコール度数は 12%と軽快で、味わいもキュートな酸とみずみずしい果実味が心地よく、まるで取れたてのイチゴのエキスを飲んでいるみたい!バーベキューやホームパーティーなど、ちょっと気軽に美味しい赤を開けたい時などにピッタリなワインだ! (輸入元より) オーナーであるジャン・フォワヤールは、以前はワインの瓶詰め会社で働いていた。 マルセル・ラピ エールに影響を受けた彼は、彼のカーヴに足繁く通いながら独学でワインの醸造を勉強し、1981年、本格的にワインづくりをスタートする。
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マルセル・ラピエール ル ボジョレー 2021【赤】750ml
¥4,070
SOLD OUT
ランシエ (モルゴン村の隣に位置するコミューン) にあるラピエール家の所有する、花崗岩を主体とする3つの区画から造られています。トータルで2.5Ha、平均樹齢は70年で、SO2を使用せず、10~21日間のセミマセラシオン カルボニック。約6ヶ月間タンクで熟成させてから瓶詰め。通常この区画はレザン ゴーロワの為に使用されていますが、大幅な減収となった2021年と言う特殊なヴィンテージを考慮して、代わりにこのキュヴェを特別に醸造することにしました。なお、レザンゴーロワと違い、春に瓶詰めされました。 鮮やかで濃いルビー色の外観。庭にいるような樹や草花のニュアンス。徐々に赤系の花の様なフローラルさ、イチゴ、サクランボ、野生のラズベリー、ブルーベリー等の果実が膨らみます。 味わいはエレガントで、暑い年に感じられるジャムの様なニュアンスは感じられません。程よい果実の膨らみとちょっとしたスパイスやマッシュルームの様なキノコのニュアンスも感じられます。濃過ぎない液体で、柔らかくジューシーな仕上がりは、軽やかさを引き立てている為、スルスルと喉を通っていきます。豊かな果実味がありつつも太いミネラルが全体を引き締めており、正に原点回帰、昔ながらのボジョレーと言った趣です。
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ケヴィン デコンブ ボジョレー キュヴェ ケケ 2022【赤】750ml
¥4,070
SOLD OUT
2022 年は SO2 無添加で仕込んでいる!ケヴィン曰く、キュヴェ・ケケは長期熟成を必要としないヴァン・ド・ソワフであり、今までも SO2 をわざわざ添加する必要はなかったのだが、実際売り先のワインの保存環境をすべて把握している訳ではないため、保険で 20 ㎎/L という最小限の量だけ瓶詰直前にいつも添加していたとのこと。 保存環境が良ければ SO2 無添加でも全く問題はないとのことなので、今回 SO2 がすでに添加された 2020 年ミレジムをスキップし、2021 年を無添加で瓶詰めしてもらった。2021 年は、例年よりも雨が多くミレジム的には涼しい年だった。収穫したブドウはアントシアニンを多く含んでいたので色の抽出が早く、エグミが出ないようにマセラシオンの期間を短めに抑えている。出来上がったワインはフレッシュかつスレンダーで、ボジョレーらしいフランボワーズのような明るい果実味と鉱石のようなタイトなミネラルが融合したまさにフランス語のCroquant:クロカン(カリッとしたものを噛み砕いた時に使う表現)という言葉がふさわしい軽快な味わいに仕上がっている!ちなみに、このスレンダーな果実味とほんのりビターで滋味深いミネラルは、カマンベールチーズとの相性が抜群だった♪
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ケヴィン デコンブ ボジョレーブラン 2020【白】750ml
¥4,235
SOLD OUT
ケヴィンが仕込む初めての白ワイン!実際、彼自身 3 年前から父親のジョルジュ・デコンブのネゴシアン白を一緒に仕込んでいるので、すでに白の醸造経験はあるが、今回単独で仕込んだのは初めて。ブドウはモルゴンの隣村ランシエに畑を持つビオの友人から買っている。ケヴィン曰く、ランシエにはモルゴン周辺で唯一白に適した石灰質の土壌があり、今回仕込んだボジョレーブランは石灰質とそこに混じるマンガンや玄武岩などのミネラルが味わいにダイレクトに反映されているとのこと。出来上がったワインは、限りなくピュアでアルコール度数13%とは思えない透明感があり、確かに魚料理全般に合いそう!最初の口当たりはフラットで落ち着いているが、だんだん塩気のあるダシのような旨味と鉱物的なミネラルの味わいがじわっと上がってくる!ブラインドだと、フルーティーさの際立つボジョレーの白というよりは、むしろ果実が削ぎ落されミネラルが剥き出しとなったジュラのシャルドネを彷彿させる…そんな滋味深い大人な味わいのワインだ!
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ケヴィン デコンブ ボジョレーヴィラージュ2018【赤】750ml
¥4,235
・実店舗も販売しておりますので、タイミングにより注文をキャンセルさせていただく可能性がございます。
・環境保護のためダンボールなどの梱包資材の再利用をさせていただく場合がございます。
ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
20歳未満の方への酒類の販売はいたしません。