ヴァイングート・ベルククロシュター キュヴェ ロート18,19 【赤】750ml
¥3,080 税込
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ラインヘッセン、傍に流れるライン川の影響により温暖な地域で 18 年は乾燥していました。全房で 2 週間醸し後ステンレスタンク やフードルで発酵し 12hl のフードルで 10 ヶ月熟成しました。エッジは明るいパープルのブラックガーネット色、フランボワーズや赤 色リンゴ、ナツメグ香、摘みたてベリーの酸味と渋味がゆっくり拡が る冷涼なイメージでドライフルーツの甘い香りがプラスされます。
2018年は品種レゲント100%で骨格がありしっかりとしたイメージ。2019年はタンニンも優しくするする飲める感じに仕上がっています。
ヴァイングート・ベルククロシュターについて
ラインヘッセン地方からなんと4人目のご紹介です。
これまでにWeingut Worner(マルティンヴェルナー /通称マルト)、Weingut Mann(アン ディマン)、Weingut Walldorf(マキシミリアン・デクスハイマー /通称マックス)の3人を先に ご紹介させて頂きましたが、最後にとっておきの若者一人をご紹介いたします。
ご存じ、ラインヘッセン地方は総栽培面積26,600ヘクタールにおよぶドイツ最大のワイ ン生産地で、マインツに近い「ライン川の膝」と呼ばれる蛇行地帯に接し、栽培品種の 多様さで知られています。
多様な土壌が見られますが、最も多いのがレスと砂の土壌であり、珪岩、斑岩、ス レート、火山性土壌なども分布しており、粘土、砂や小石が多い土壌もあり土壌の宝 庫といえます。
多様な土壌とミクロクリマの恩恵を受け、ラインヘッセン地方で栽培されているブドウ 品種は実に多ブドウ彩ですが、意欲ある次代(時代)を担う若者が次々に現れているこ ともこの地の新しい特徴といえそうです。
ラインヘッセン地方の南東部にあるWesthfen村は、10km弱東側にライン川が南北に 流れる影響で先の3人のエリアより暖かいミクロクリマをもちます。
土壌はレス土壌と石 灰土壌。その地でブドウ栽培・ワイン造りを続けてきたWeingut Bergkloster、8haの畑を代々守ってきました。
次代の当主Jason、明るく真っ直ぐでいつも笑顔、すごく大らかなでありながら、芯が太い意思の強さも垣間見える、まさに好青年です。
彼がガイゼンハイム大学で醸造を学び(2013年に卒業)、実家に戻り初めて自分で仕込んだVTGが2014年。
この年から実家でコツコツと経験を積みなが らドイツ、オーストリアでのWeingutでも研修を積んでいきます。
畑は元々両親が2000年代初頭からBioに転換しており2006年には”EU bio Logo”の認証も取っていましたので、恵まれた環境でのスタートと言えます。
2017年に全ての他Weingutでの研修を終え、2.5haの畑を両親から譲りうけ完全に実家での自分のブドウ栽培・ワイン造りに集中し始めます。
『自然を最大限尊重し、ブドウ樹が成長する過程やセラー内で自然と微生物を信じ余計な介入や妨げは絶対にしない。愛情と熱いエネルギ―以外は 何も加えない』というのが彼のPhilosophyです。
醸造面でもいわゆる0/0、無清澄・無濾過・亜硫酸無添加での仕込みを2017年から続けております。
初訪問は2019年6月。初対面、初訪問にも拘らず疲れている僕らをWelcomeな雰囲気満タンで迎えてくれ、彼のMama手作りのランチも用意してくれて いました。
とても暖かい雰囲気と弾んだ会話からスタートしたのをよく覚えています。
畑を見て醸造所を見て、初めて彼のワインを試飲したこの時、最も印象に残ったのは、実はワインよりもJasonの人柄そのもの。
一言でいうと”超いいヤツじゃん!”。 しかし、この時試飲させて頂いた2018VTGはまだほとんどのキュヴェがSuper粗削りで正直にいうとチョイスがとても難しかったのです。しかし!きっと彼はこ の先いいワインを造るに違いない!との思いと勘が強く働き、将来はアルザスのJulien Mayerのようになるのでは、、、、、との直感もあり1キュヴェだけをチョイ ス。
この時、彼にも正直な感想を伝えたのですが、もちろん出来るだけ失礼がないように、でもオブラートに包まないように言葉を選び。
それなのに彼は” 言ってる事はよくわかるよ。この先をみていてくれ”と、とても清々しい笑顔で返してくれました。
その時の立ち位置や仕上がったワインのポテンシャルをよく把握しており、改善点や将来進みたい方向や描きたい画が彼には見えていたのだと思います。
その後の訪問でワインを飲み、道を一歩一歩着実に進んでいることを感じられる。
インポーターとしての最高の喜びを得られる瞬間です。
2020年はコロナで訪問できなかったのですが、秋には早速瓶詰めした2019VTGを送ってくれ、それを試飲してビックリです。無茶苦茶進化してるじゃない か、、、と。
もう、すぐに熱いメールを送りました。
そして昨年2021年11月、これは絶対に現地で会って話をして試飲したい!コロナがまだ猛威を振るってる中でもめげずに渡独。
結果、さらに驚いたのはいうまでもなく、涙がでるほどうれしくて夜中0時まで滞在して一緒にワインを飲んでしまい、、、、、帰りがもう大変だったので す。。。
今年2022年夏にも弊社営業チームを連れて再度訪問!
全員が彼のワインと彼の人柄を大好きになってしまい移動の車中ではちょっと盛り上がりました。
ラインヘッセンチーム4人の中でも特異な個性を発揮してるJason、まだまだ進化の途中なので粗削りな部分は正直まだまだ垣間見えるのですが、彼の 熱い将来に期待を抱かずにはおられません。 と、、、現在その他もっと皆様のお役に立てる情報をJasonに確認しているのですが、 9月14日現在、現地はもちろん収穫真っただ中で返事が全く返ってこず、、、 情報が届きましたらすぐに新しい情報をHPへアップいたしますので、大変申し訳ありませんがひとまずこちらでご容赦ください。
(インポーターより)
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